野鳥図鑑 2月 解説:飯島大智・佐藤望 アカゲラ アカゲラ 全長:24cm日本の森林にひろく生息する中型のキツツキは、頭やお尻の赤色が目立つ種です。オスは後頭部の羽が赤色である一方、メスは黒色であることからオスとメスの見分けがつきます。 イヌワシ イヌワシ 全長約90cm翼を広げた長さは2mを超える大型の猛禽類。後頭部の光沢のある黄色の羽毛が美しく、ノウサギや大型の鳥類などを食べています。断崖や大きな木のうえに巣を作って繁殖しています。 ウソ ウソ 全長:15cm口笛のような澄んだ鳴き声が特徴です。オスの頬は温かみのある桃色が目立ちます。メスは全身がベージュ色でおしゃれです。主に1500m以上の標高の高い場所で繁殖します。 エナガ エナガ 全長:14cm亜高山帯から低地にかけて周年見られます。体の半分を占めるほど長い尾羽が特徴で、ドーム型の巣をコケで作ります。北海道に生息する亜種シマエナガは顔が真っ白で有名です。 カワガラス カワガラス 全長22cmカラスという名前がつくが、中型のツグミ類です。川の周辺にいます。主な餌はカワゲラなどの水生昆虫。ときに川の中を泳ぎながら餌を探します。岩間にコケなどで巣を作ります。 キバシリ キバシリ 全長約13cm主に亜高山帯の針葉樹林で繁殖します。冬には、低地の森林でも見られることがあります。個体数は多くなく、なかなか見ることができません。 コガラ コガラ 全長:12cm標高1000m以上の比較的標高の高い場所で周年見られます。夜間には仮死状態になることで、寒さに耐えます。また森のあちこちに食料を保管します。 コゲラ コゲラ 全長:15cm日本で繁殖する最も小型のキツツキ類。「ギィー」というくすんだ声を耳にする機会は多いかもしれません。天然林から都市公園まで幅広い環境に生息しているからです。 ゴジュウカラ ゴジュウカラ 全長13cm亜高山帯から低地まで分布していて、木を上から下へと移動しながら、餌となる昆虫などを探します。繁殖期には、大声でさえずるため発見は容易。冬にも亜高山帯に留まる個体がいます。 ホシガラス ホシガラス 全長35cm白と黒のまだら模様が美しいカラスの仲間。亜高山帯と高山帯に生息します。食べ物を樹木の皮などに貯食します。秋には高山帯でハイマツの種子を集め、亜高山帯に運ぶ様子が見られます。 マヒワ マヒワ 全長13cm「チュイーン」と通る鳴き声を聞けば、遠くからでもその存在を確認できます。全身の黄色味が美しく、オスの方が黄色味は強いです。日本では越冬期に多く見られ、数百羽の群れで移動します。 Tweet Share RSS Pin it 3月 前の記事 1月 次の記事